強度試験棟 Strength Test Building
製品強度を多角的に確認できる設備が揃った試験棟。
開発製品の安全・安心を検証しています。
部材の単体強度試験から床・壁・天井の構造強度、さらには地震時の製品挙動や安全性まで、一軸加振試験装置や可動試験装置により確認することができます。

一軸振動試験装置

EXP.J.Cの可動試験装置

その他ここで行われる試験
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床の弾力性試験 JIS A 6519に規定された、体育館床の運動時の弾力性値を測定 転倒衝突時の床の硬さ試験 JIS A 6519に規定された、転倒時の頭部に対する安全性値を測定 鉛直載荷試験 JIS A 6519に規定された、14.7kN/m2までの載荷強度試験 砂袋繰返し衝撃試験 JIS A 6519に規定された、質量30kgの砂袋を繰返し落下させる衝撃試験 歩行時の床のかたさ試験 床のかたさによって起こる歩行感や疲労感を評価 すべり試験 JIS A 1454に規定された、床材のすべり抵抗を測定 面内せん断試験 JIS A 1414に規定された、各種荷重時における荷重や変位を測定 引張・圧縮試験 精密万能試験機を使用した、部材単体での引張・圧縮等の試験 構造強度試験 油圧式ジャッキ等を利用した、システムとしての引張・圧縮等の試験
音響試験棟 Acoustic Test Building
音環境の性能検証に特化した試験棟。
開発製品の遮音性向上に向けた検証が可能です。
床衝撃音遮断性能試験用としてのRCスラブ厚150mmと200mmの音響試験棟です。当社製品「ホームベースe」をはじめ、床製品を中心とした、製品開発に積極的に取り組んでいます。
標準重量衝撃源による測定とは?
床や壁を媒体にして伝わってくる音のうち、人が飛び跳ねたり、重い物を落とした時に出るドスンというような音を再現した測定。
標準軽量衝撃源による測定とは?
床や壁を媒体にして伝わってくる音のうち、スプーンなど軽く硬い物を落としたり、ハイヒールで歩いた時にコツコツなどと響く音を再現した測定。
ここで行われる測定
- 床衝撃音遮断性能の測定
- 残響時間の測定
環境試験棟 Environment Test Building
環境ビジネスの構築を目指し、新製品開発を行う試験棟。
緊急災害時の対応も考慮して設計されています。
環境試験棟は当社製品のモデル棟となっています。開発・試験のみならず、体感ルームや展示スペースを備え、お客様に 当社製品を体感いただける施設となっています。
施工試験棟 Facilities Engineering Test Building
製品開発過程での施工検証を行う試験棟。
木造・鉄骨造用試験枠で天井・床・壁の施工確認が可能です。
主に戸建住宅やビル建築内装材の試験施工を行っています。間仕切壁の水平荷重試験が可能な試験設備も設置しています。
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間仕切壁の水平荷重試験 間仕切壁の水平方向の集中荷重試験及び衝撃試験 天井システムの強度試験 JIS A 6517に規定された、天井への各種荷重値における載荷強度試験 居室床の強度試験 BL優良住宅部品性能試験および都市再生機構の品質基準に基づく試験 衝突時の安全性試験 壁への頭部(外部・内部)、肘部、膝部の衝突を模擬しての安全性を評価