防水シート端末押え金具
シートホルダー
各種防水シートを固定し、水切り効果も発揮するアルミ製の防水シート端末押さえ金具です。規格や種類が豊富で様々な現場状況に対応します。
シートの接着面には幅の広いスリップ止めが施され、防水シートをしっかりと強力に固定します。アルミ合金製で耐候性に優れた製品です。
特長
特長1
各種シート防水、アスファルト防水・塗膜防水等の防水端末部の固定、水切・パラペット・軒先、壁側等の端末処理等、用途に応じて豊富な規格&種類をご用意しています。
特長2
金具にガイドラインを設けたことで、固定作業がスムーズに行えます。
特長3
シーリング材の併用で完璧な防水効果を発揮します。
特長4
アルミ合金製でアルマイト処理、クリア塗装の表面処理は耐候性に優れています。またシートホルダーのエッジラインが建物に美観を添えます。
納まり例
納まり例
シートホルダーの種類と規格
S‐1 L=2,000mm/t=2.0mm
S‐2 L=2,000mm/t=2.0mm
S-2J(ジョイントカバー)
W=50 T=1.0
S-2-45A(出隅)
標準L=300×300(直角)
S-2-75A(出隅)
標準L=300×300(直角)
S-2-45B(入隅)
S-2-75B(入隅)
S‐3 L=2,000mm/t=2.0mm
S-3J(ジョイントカバー)
W=50 T=1.0
S-3-110A(出隅)
標準L=300×300(直角)
S-3-55A(出隅)
標準L=300×300(直角)
S-3-110B(入隅)
S-3-55B(入隅)
S‐8 L=2,000mm/t=1.5mm
S-8-65A(出隅コーナー)
標準L=245×245(直角)
S-8-65B(入隅コーナー)
標準L=245×245(直角)
S‐10 L=2,000mm/t=1.2mm
S‐12 L=2,000mm/t=1.5mm
S‐13 L=2,000mm/t=1.2mm
S‐16 L=2,000mm/t=1.2mm
S‐20 L=2,000mm/t=2.0mm
シートホルダーその他
ジョイントカバー使用例
<パラペット天端例>
・まずシートホルダーの直線を固定し、目地の
中央にジョイントカバーがくるようにかぶせ
る。
・次に、それらの上から電気ドリルで穴をあけ、
フィッシャープラグを入れ、タッピンねじで
固定する。
S-4055 L=3,000mm/t=1.2mm
S・4055A(出隅コーナー)
S・4055B(入隅コーナー)
S・4055J(水切りジョイント)
W=50
S・4055納まり図
シートホルダーの施工手順
手順-その1-
◆取付場所の確認(パラペットの形状、防水シートの厚さ、etc)
使用するシートホルダーを選択します。
◆コーナー部やレベルの差のある場所は、防水シートが浮き上がらないように注意して施工を進めて下さい。
手順-その2-
◆防水シート端部にシートホルダーをあてがい、その上からドリルで穴をあけます。
◆ドリル………直径6mm(深さはナイロンプラグがコンクリートに充分達するまで)。
手順-その3-
◆ナイロンプラグを被着体に完全に差し込み、3~4mm径のワッシャー付き木ネジをプラグに当てがい、ハンマー等で軽く叩き入れてねじ締めをして下さい。
◆フィッシャープラグ S-6………(6×30mm)
木ネジ………(4.1×38mm~3.5×32mm)
手順-その4-
◆固定が完了したあと、シートホルダー端部、ねじ頭にシーリングを打ち防水効果を完ぺきにして下さい。
◆シーリング材………弾性シーリング材を主に使用します。
シートホルダーの施工要領
◆直線部の標準割付
ガイドラインに添って端部から100mm以後は300mmピッチでビス止めをします。 直線と直線の目地は熱膨張における伸縮を吸収するよう2mmの巾を置いて下さい。
◆コーナー部の標準割付
突付けコーナーの場合は、2mmの間隔を取ってシーリング材を打ちます。
シートホルダーS2・S3の場合はコーナー部材を使用しコーナーから50・150ピッチでビス止めをします。
製品など改良のため予告なしに規格その他を変更することがありますので、あらかじめご了承ください