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耐震天井 (斜めブレース) (天井脱落対策工法をご検討のみなさまへ)
SZⅠ・SZⅡ耐震天井
国土交通省『技術的助言』による耐震対策に対応した耐震天井
※特定天井対応仕様についての詳細は、SZⅡ特定耐震天井 をご覧ください。
SZ耐震天井は、体育館や集会場、エントランスホール等の大規模空間天井から、事務室や教室等の小規模空間の天井まで、幅広く対応します。
「SZⅠ耐震天井」「SZⅡ耐震天井」は過去に発生した地震により、各関係機関に国土交通省より通達されてきました「技術的助言」を基本的な考えとした耐震天井です。耐震天井の要となるブレース設置数量は自社強度実験より得られた結果をもとに算出致します。また、各部材強度だけではなく、メーカーとしては数少ない自社加振装置により、実際に組まれた天井についても強度検証を行っております。
SZⅡ耐震天井
東北地方太平洋沖地震後、建築基準法の改訂により定められた「特定天井」の、最大震度数における脱落対策に対応可能な「ブレースホルダーNS」を使用した耐震天井です。
国土交通省告示第771号各検証ルートを順守することで特定天井にも対応可能です。(SZⅡ特定耐震天井)
「特定天井」に対応可能
「SZⅡ耐震天井」は建築基準法施行令第三十九条第三項の規定に基づいた"特定天井"の構造方法へ対応も可能な耐震天井です。
※諸条件により対応できない場合もございますので、まずはお問い合わせください。
ブレースは設置角度の調整が可能
「SZⅡ耐震天井」は、従来の「SZⅠ耐震天井」からの長所であるブレースの設置角度の調整が可能な天井構成です。
施工性と堅牢性を兼ね備えた「ブレースホルダーNS」を採用
従来のブレースホルダーでは吊元へ堅牢に固定する為、上部ブレースホルダーの固定作業を足元で行っておりましたが、「ブレースホルダーNS」は吊ボルト下端からボルトに沿って滑らせた後に、ブレースを適正角度にセットします。このことにより吊元に堅牢に固定することができます。
"引張"と"圧縮"両方に強度を発揮
「ブレースホルダーNS」はブレースの引張と圧縮両方の強度が発揮できるようにブレースホルダー本体の強度をさらに向上させました。
天井面に発生した揺れの力をブレースでしっかり受止めます
地震時には質量を持った天井が大きく揺れ、これが力となり、天井下地や周囲の壁を破壊します。「SZⅡ耐震天井」ではブレース周囲に「ブレース下部固定金具」や「耐震クリップ」を設置することで、地震により天井面に発生した力を剛性の高いブレースでしっかりと受け止めることが出来る天井システムです。
加振試験参考データ(SZⅡ耐震天井)
(※当社技術研究所の加振台による実験)
部材構成(SZⅡ耐震天井)
※配置は一例となります。
※ブレース下部におきましては、耐震クリップを設置してください。その他につきましては、耐風圧クリップを設置してください。
納まり図(壁際)
※落下防止ワイヤーは必ず設置してください。
※詳細はSZ耐震天井 関連部材をご参照ください。
部材構成(SZⅡ耐震天井)
①野縁
②野縁受け
③JIS用クリップ
④野縁受けジョイント
⑤野縁ジョイント
⑥吊りボルト・ナット
⑦ブレースホルダー
ブレースホルダーNS(SZⅡ耐震天井用)
⑧ブレース下部固定金具
⑨ブレース(斜め部材)
⑩ブレース取付バー 水平補強材
⑪ビス付ハンガー
⑫ビス付フリーハンガー SZ
⑬ビス付フリーハンガー SZ-B
⑭ハンガ固定金具
⑮耐風圧クリップ
⑯耐震クリップ
⑰水平補強固定金具
⑱チャンネルホルダー
⑲補強用角パイプ
クリップ配置参考例(SZⅡ耐震天井)
納まり図(SZⅡ耐震天井)
野縁直交方向
野縁平行方向
野縁直交方向(2段)
野縁平行方向(2段)
SZⅠ耐震天井
長期にわたり使用実績を積んだ、信頼できるブレース上部接合金物「ブレースホルダーS」を使用した耐震天井です。
コストパフォーマンスに優れ、可動域の広い「ブレースホルダーS」を使用しています。
部材構成(SZⅠ耐震天井)
①野縁
②野縁受け
③JIS用クリップ
④野縁受けジョイント
⑤野縁ジョイント
⑥吊りボルト・ナット
⑦ブレースホルダー
ブレースホルダーS(SZⅠ耐震天井用)
⑧ブレース下部固定金具
⑨ブレース(斜め部材)
⑩ブレース取付バー 水平補強材
⑪ビス付ハンガー
⑫ビス付フリーハンガー SZ
⑬ビス付フリーハンガー SZ-B
⑭ハンガ固定金具
⑮耐風圧クリップ
⑯耐震クリップ
⑰水平補強固定金具
⑱チャンネルホルダー
⑲補強用角パイプ
耐風圧クリップ(耐震補強用)の取付方法 (SZⅠ・Ⅱ共通)
【新築工事の場合】
通常のクリップを使用せず、野縁に掛けて、直接両側から野縁受けを挟み込み、ボルトを締めます。
【改修工事の場合】
下図のように、既存の鋼製下地組のクリップの上から野縁に掛けて、野縁受けを挟み込み、ボルト締めします。
1
2
ハンガ固定金具の取付方法 (SZⅠ・Ⅱ共通)
1 ハンガ固定金具の取り付け
【改修工事の場合のみ使用します】
※既存ハンガーの形状によっては、ハンガ固定金具の取り付けが難しい場合があります。(金具は通常タイプと大タイプの2種類ございます。)
既存ハンガーの横からハンガ固定金具を
スライドさせて取り付けます。
2 ハンガ固定金具と既存ハンガーの固定
ハンガ固定金具と既存ハンガーを固定します。
※必ず付属ボルト(φ5×30)をご使用ください。
※ボルトは充分に締め込んでください。
※必ず付属ボルト(φ5×30)をご使用ください。
ブレースホルダーSの取付方法 (SZⅠのみ)
1.斜め補強の取り付け
※付属品です。
ブレースホルダーにブレースを取り付けます。
必ず、シルタップ(φ5×16)2本で留めてください。
2.ブレースホルダーの取り付け位置
つりボルトにブレースホルダーを取り付けます。
※極力、スラブに近い位置で取り付けてください。
3.ブレースホルダーの取り付け
ブレースホルダーをつりボルトに抱き合わせ、しっかり握ります。
※すきまが空かないように取り付けてください。 ※M10ボルトをしっかり締め込んで下さい。
付属のM10ボルトで、ブレースホルダーを吊ボルトに固定します。
本製品「SZⅠ・SZⅡ耐震天井」に付属可能なLED照明
製品など改良のため予告なしに規格その他を変更することがありますので、あらかじめご了承ください